安心・安全への取り組み>飼料ができるまで

配合飼料の製造工程

1.原料受入

原料は受入時に外観・匂い等により品質を確認します。また、成分検査を行い、配合設計に反映します。受入した原料は、篩や磁石により木片・石・鉄片などの異物を除去したのちタンクに保管します。

トラックによる原料の受入
コンベアによる原料受入

2.一次加工

穀類やペレット状の原料を砕く粉砕工程、粉砕した原料を必要な粒度に分級する篩分け工程、微量原料を計量・混合する予備配合工程、穀類を蒸煮しフレーク状に加工する圧ぺん工程などがあります。

粉砕機
圧ぺん機

3.配合

配合割合にもとづき各原料を計量し混合する工程です。ここでは液体原料の添加も行われます。計量および混合を適正に行うことにより、求められる配合飼料の成分を確保します。

計量機
配合ミキサー

4.二次加工

配合された製品をさらに加工する工程で、ペレット、クランブル、エキスパンダーがあります。

(1) ペレット

配合された半製品に蒸気を添加しダイスを通過することによりペレット状に加工した飼料です。

ペレットマシン

(2) クランブル

ペレット加工された製品をクランブラーで荒砕きし、粒状に加工した飼料です。

クランブラー

(3) エキスパンダー

蒸気を添加し、高い圧力を加えて押し出し造粒します。ペレット加工の前処理に用いる場合とエキスパンダー加工後、クランブル加工するものがあります。

エキスパンダー

5.製品出荷

(1) バラ出荷

製造した製品はタンクに保管され、予約オーダーにもとづき計量し、飼料配送専用車で配送されます。

飼料配送専用車(バルク車)

(2) TB出荷

製品を500kgまたは1t単位で、トランスバックに詰めて出荷します。

TB製品

(3) 紙袋出荷

製品を20kg単位で紙袋に詰めて出荷します。

紙袋製品